「外食やコンビニ食ばかりで、なんとなく体の調子が悪い気がする」
「自炊した方がいいとわかっているけど、なかなか続かない」
——こんな悩みを抱えている一人暮らしの方は多いのではないでしょうか。
私もかつては、外食・コンビニ・テイクアウトに頼り切った食生活を送っていました。
週に自炊する回数は1〜2回程度。
それ以外はほぼコンビニ弁当か近所の定食屋というのが日常でした。
「別に体調は悪くないし、まあいいか」と思っていたのですが、ある出来事をきっかけに週5回以上の自炊に切り替えることを決意しました。
切り替えてから3ヶ月後、体と生活に起きた変化は想像以上のものでした。
この記事では、週5自炊に切り替えたきっかけから、実際に感じた食生活改善のリアルな変化まで、体験談として詳しくお伝えします。
週5自炊に切り替えたきっかけ:健康診断の結果に衝撃を受けた
自炊生活に本格的に切り替えたきっかけは、会社の健康診断でした。
25歳を過ぎたあたりから「若いから大丈夫」という油断が続いていましたが、健康診断の結果で中性脂肪値とコレステロール値が基準値を超えていることが判明。
医師から「食生活の見直しを検討してください」と言われたのです。
自分の食生活を振り返ると、野菜をほとんど食べていないこと、揚げ物や脂っこいものを食べる頻度が高いこと、塩分が多いコンビニ食を毎日食べていることが浮かび上がってきました。
「このままではまずい」という危機感が、週5自炊への切り替えを後押ししました。
最初の1ヶ月:自炊を習慣にするまでの苦労と工夫
「週5自炊」と決意したものの、最初の1ヶ月は試行錯誤の連続でした。
料理が特別苦手というわけではありませんが、習慣になっていなかったため、「今日も自炊しなきゃ」というプレッシャーが最初はストレスに感じることもありました。
最初につまずいたポイント
食材を使い切れない
最初は意欲的に食材を買い込むものの、使い切れずに腐らせてしまうことが続きました。
「買いすぎない」「保存がきく食材を中心に選ぶ」という意識に切り替えてから、食材の無駄が大幅に減りました。
料理のレパートリーがすぐ尽きる
知っている料理を繰り返すうちに、「また同じものか」と飽きが来てしまいました。
週に1〜2品、新しいレシピに挑戦するというルールを設けてからは、料理への興味が続くようになりました。
洗い物が面倒
自炊後の洗い物が億劫で、結局コンビニに行きたくなる衝動がありました。
「一品料理・少ない食器数」を意識するようにしてから、洗い物のストレスが軽減されました。
習慣化するために取り入れた工夫
最初の1ヶ月で取り入れて効果的だった工夫をご紹介します。
- 週末に1週間分の食材をまとめ買いして、平日の買い物を不要にする
- 帰宅したらとにかくエプロンをつける(「料理するぞ」というスイッチを入れる)
- 料理中はお気に入りの音楽やポッドキャストを聴いて楽しい時間にする
- 15分以内で作れる「ラク飯レシピ」をメモアプリに10個ストックしておく
- 疲れた日のための「最終手段メニュー」(卵かけご飯・納豆ご飯など)を決めておく
2ヶ月目に感じた「体の変化」:これは本当に驚いた
週5自炊を始めて約2ヶ月が経った頃から、体に具体的な変化が現れ始めました。
最初は気のせいかと思っていましたが、あまりにも明確に変化したため、自炊の効果を確信するようになりました。
変化1:肌の調子が明らかに良くなった
最も早く気づいた変化が肌の状態です。
コンビニ食中心の生活では、慢性的にニキビや肌荒れが気になっていましたが、自炊に切り替えてから約6週間後、肌のざらつきが減り、以前より肌のトーンが均一になってきたと感じました。
食生活を変えた結果として最も実感しやすいのが肌の変化です。
加工食品・揚げ物・糖分の多い食品を減らし、野菜・たんぱく質・発酵食品(納豆・味噌汁など)を積極的に摂るようにしたことが、肌の改善につながったと考えています。
変化2:胃腸の調子が安定した
コンビニ食中心だった頃は、胃もたれや便秘が慢性的にありました。
自炊に切り替えてから食物繊維の摂取量が増えたことで、お腹の調子が安定しました。
特に野菜スープや味噌汁を毎日飲む習慣をつけてから、腸の動きが明らかに改善されたと感じています。
変化3:午後の眠気が減った
外食・コンビニ食中心だった頃は、昼食後の強い眠気に悩まされていました。
自炊に切り替えて糖質の量をコントロールするようになってからは、昼食後の血糖値の急上昇が抑えられたのか、午後の眠気がかなり軽減されました。
仕事の集中力が上がり、仕事効率も改善したと感じています。
変化4:体重が自然と落ちた
ダイエットを意識したわけではありませんでしたが、自炊に切り替えてから3ヶ月で体重が約3kg減少しました。
カロリーを計算したり食事量を制限したりはしていません。
コンビニ食・外食から自炊に切り替えることで、自然と摂取カロリーと塩分量が減少したことが原因だと思います。
3ヶ月目に気づいた「心の変化」:料理が趣味になっていた
自炊を続けて3ヶ月が経つ頃には、体の変化だけでなく心理的な変化も大きくなってきました。
最も驚いたのは、料理が「義務」から「趣味」に変わっていたことです。
料理を楽しめるようになったきっかけ
料理が楽しくなったのは「うまく作れた料理」を経験したことがきっかけです。
簡単な料理でもレシピ通りに作ったら家族や友人に「美味しい」と言ってもらえた経験が積み重なり、「もっと上手になりたい」という意欲が生まれました。
また、週に1〜2品の新レシピ挑戦ルールを続けたことで、気づけば作れる料理のレパートリーが50品以上に増えていました。
「冷蔵庫にある食材で何が作れるか」を考える力がついてきたことで、料理全体への自信もつきました。
ストレス発散の手段が増えた
料理をすることが、一種のマインドフルネスになっていることに気づきました。
食材を切る・炒める・煮るという作業に集中することで、仕事の悩みや日常のストレスが頭から離れる感覚があります。
料理中は「今ここ」に集中せざるを得ないため、思考が整理される効果があるように感じています。
お金の余裕が心の余裕につながった
自炊に切り替えてから食費が月約1万5,000円〜2万円削減されました。
お金の余裕が生まれると、心の余裕にもつながります。「今月も食費を使いすぎた」という罪悪感がなくなり、浮いたお金を旅行や趣味に使えるようになったことで、生活全体の満足度が上がりました。
週5自炊を続けるために実践している「現実的な工夫」
週5自炊を3ヶ月以上続けられた理由は、無理をしなかったからです。
「毎日完璧な料理を作る」ではなく「できる範囲で続ける」というスタンスが長続きの秘訣です。
工夫1:「手抜きの日」を罪悪感なく設ける
週5自炊とはいえ、週に1〜2回は「手抜きの日」を意識的に設けています。
卵かけご飯・納豆ご飯・冷凍食品のフル活用など、調理時間5分以内のメニューで済ませる日があっても、自炊は自炊です。
「手抜きしてはいけない」という思い込みを捨てることで、長続きしやすくなります。
工夫2:作り置きを週1回作る
週末に2〜3品の作り置きを作っておくことで、平日の料理の手間が大幅に減ります。
きんぴらごぼう・ひじきの煮物・鶏むね肉のサラダチキンなど、4〜5日保存できるものを中心に作り置きしています。
主菜を作るだけで副菜が揃っている状態は、自炊継続の大きな支えになっています。
工夫3:調理器具を充実させる
電気圧力鍋・シリコーンスチーマー・フードプロセッサーなど、調理を時短・簡略化できる器具に少しずつ投資したことで、料理の手間が減りました。
道具が充実すると料理への意欲も上がります。
工夫4:「外食デー」を罪悪感なく楽しむ
週に1〜2回の外食は、完全に「楽しみ」として位置づけています。
友人との食事・特別な日の外食は積極的に楽しみ、罪悪感を持たないことが大切です。
「毎日自炊しなければ」というプレッシャーをなくすことで、自炊が苦行ではなく「普通の選択肢」になっていきます。
自炊が食費節約だけでなく「人生の質」を変えた
週5自炊を続けて半年が経った今、振り返ってみると食生活の改善は単なる「節約」や「健康管理」にとどまらない変化をもたらしてくれたと感じています。
料理ができるようになることで友人を家に招いて料理を振る舞う機会が増え、人間関係が豊かになりました。
食材に興味を持つようになり、地元の農産物や旬の食材を意識するようになりました。
食を通じて季節を感じる豊かさが生まれました。
自炊は単に「外食より安い」だけではありません。
自分で食事を作るという行為が、生活全体に主体性と豊かさをもたらしてくれます。
まとめ:週5自炊は「人生の質を上げる最高の習慣」だった
週5自炊に切り替えて実感した変化をまとめると、以下の通りです。
- 肌の調子が改善され、ニキビ・肌荒れが減った
- 胃腸の調子が安定し、便秘が解消された
- 午後の眠気が減り、仕事の集中力が上がった
- ダイエットせずに3ヶ月で約3kg減量できた
- 料理が趣味になり、毎日の楽しみが増えた
- 食費が月1万5,000〜2万円削減され、心の余裕が生まれた
- 友人を招いて料理を振る舞う機会が増え、人間関係が豊かになった
「週5自炊なんて大変そう」と思っている方も、まずは週2〜3回から始めてみてください。
少しずつ自炊の回数を増やしていくだけで、体と心と財布に確実な変化が訪れます。
完璧を目指す必要はありません。
今日の夕食を一品だけ自分で作ることから、新しい食生活を始めてみましょう!

